今日は、moeの授業参観に行ってきました。
社会の授業で、「東京都檜原村の観光パンフレットを作ろう!」という内容でした。 私もまだ東京に来て3年。 実は今日初めて東京なのに自然がたくさん残っている場所がある…という事を 知りました。 よくあるパンフレットのように三つ折にしたものに「檜原村観光ガイド」を作っていましたが 子供達がいろんなアイデアを出していてビックリしました。 そのままパンフレットに使えそうでした。 そしてその後、一旦自宅に戻りnanaを迎えに行って昼食を済ませてから再び「学年集会」に参加しました。 今回は、「郡司ななえさんのお話会」でした。 郡司さんは、27歳の時に病気で視力を失われ「子供を授かってお母さんになりたい!」という思いから盲導犬と出会い、今では25歳になるお子さんがいらっしゃいます。 その当時は、盲導犬の存在が認められず喫茶店など飲食店に入る時やバスに乗るときでさえ拒否されたそうです。 そして1番悲しかったのは、郡司さんが盲導犬「ベルナ」と信号待ちをしている時にいたずら半分にベルナのおなかにタバコの火を押し付けたそうです。 しかしそんなひどいことをされてもベルナはぐっとガマンし、郡司さんの傍らから離れず声をも出さないでいたというのです。 郡司さんは同じく信号待ちをしていた方からこの事実を聞いて涙が止まらなかったとおっしゃっていました。 私も聞いていて涙が出てきてしまいました。 目が見えない私は人の心の中が見えます(感じ取れます)…と郡司さんはおっしゃっていました。盲導犬の賢さ・忍耐強さのお話に子供達も父兄もシーンと静かに聞き入っていました。 郡司さんは最後に「目の見えない私でもこんなにいろんなことができるのよ。目が見えるあなたたちに頑張ってできないことなんてありません。」 私にも身にしみる言葉でした。 今は3代目の「ペリラ」が郡司さんのパートナーです。 今日は、いいお話が聞けてよかったです。 心が洗われたような気がしました。 子供達にも伝わったかな?
by coco335-12
| 2006-01-25 21:28
| こどもの事
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